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【重要】内装解体工事の見積もりのやり方を詳しく解説!

2024.05.14

内装解体工事の見積もり作成は、プロジェクトの成功に直結する重要なステップです。しかし、見積もりの作成方法や、ポイントがわからないと、不安や混乱が生じてしまいます。

この記事では、内装解体工事の見積もり作成に必要な手順やポイントを、詳しく解説します。すぐに実践で役立つ情報をお伝えしますので、参考にして下さい。

内装解体工事とは?

内装解体工事は、建物の内部を再構築する際に欠かせない重要な工程です。見積もりを作成するにあたって、内装解体工事とは何か?まず知っておく必要があります。

この作業は、建物の構造物(壁や屋根など)を除いた内装部分(天井や壁、造作部分など)を取り除くことを指します。主にリフォームや改装、原状回復などの際に行われます。

一般的な内装解体工事の対象は、戸建て住宅やマンション、店舗、飲食店など多岐にわたります。リフォームの際には、古くなった床材の撤去や壁の解体、カウンターの取り外しなどが行われることがあります。

また、飲食店や店舗の場合は、内装の一新やレイアウトの変更を行うために内装解体工事が不可欠です。

内装解体工事のタイミングは、主に賃貸物件の契約満了や退去時、借主が物件を引き払う際などが挙げられます。

また、オフィスの場合は、フロアを広くしたいときに間仕切りを解体し、撤去する内装解体工事が行われることがあります。

内装解体工事を行う際には、内装業者や解体専門業者に依頼することが一般的です。

特に費用を抑えたい場合は、解体専門の業者を選択することがおすすめされます。

なぜなら、建物の面積や立地状況、アスベスト除去の有無などによって費用が異なるため、専門家の助言を受けることが重要だからです。

スケルトン工事

スケルトン工事は、建物の構造部分を除いた壁、床、天井、設備などを全て撤去し、配管やコンクリートが露出した状態に戻す作業です。

これにより、建物の内装を新しく施す準備が整います。

主な目的は、物件の原状回復やリニューアルだけでなく、老朽化した柱や梁の交換、耐震性の向上も含まれます。

住戸では間取りの大幅な変更や設備機器の取り替えが行われ、店舗では全面改装が可能です。

スケルトン工事は、建物の新たなスタートを支え、空間の再生を促します。

原状回復工事

原状回復工事は、賃貸契約の終了時に借りた物件を入居前の状態に戻す作業です。

契約書で指定された内容を確認し、貸主との打ち合わせが必要です。

一般的には、借主が設置した間仕切りや設備を取り除く必要があります。

工事の範囲や負担は契約によって異なりますが、工事の手配や費用は借主が負担する場合もあります。

内装解体工事を行う対象の範囲を明確にする

建物の内部構造の変更や再構築を行う際に欠かせないのが、内装解体工事です。

この工程では、建物の外装や構造体ではなく、内部の天井、壁、造作部分などが対象となります。

内装解体工事は、リフォームや改装、原状回復など、さまざまな目的で行われます。

例えば、住宅ではキッチン、バスルーム、トイレ、クローゼット、ドア、窓などの撤去が行われ、店舗やオフィスではカウンター、テーブル、椅子などの造作家具や間仕切り、什器などが解体されます。

このように、内装解体工事は建物の機能や用途に応じて幅広い範囲で行われます。

解体の種類と範囲

内装解体工事には大きく分けて「スケルトン解体工事」とそれ以外の解体工事があります。

スケルトン解体工事は、建物の骨組みである構造体以外の全てを解体する工程です。

つまり、天井、壁、間仕切り、床などの内部構造も含まれます。

一方、それ以外の解体工事では、内部構造の一部や特定の造作物のみを解体する場合があります。

解体の範囲は、関係者との話し合いやプロジェクトの目的によって決定されます。

工事の種類による費用の違い

内装解体工事には、解体の必要性や目的に応じてさまざまな種類があります。例えば、全体的な内装の改修が必要な場合や、特定の部分のみを解体する場合などです。

解体や撤去が少ない工事ほど費用が抑えられますが、その一方で解体の範囲や手順によっては追加のコストが発生することもあります。プロジェクトの目的や予算に応じて、最適な解体工事の種類を選択することが重要です。

内装解体工事の見積もりの出し方

内装解体工事の見積もりは、解体費用の坪単価と延べ床面積を乗じることで算出されます。

一般的な相場は1坪あたり1万5000円〜4万5000円ですが、狭い場所や特殊な条件下では坪単価が上昇する傾向があります。

見積書の項目と確認方法

見積書の内容を確認する際には、作業工程に沿った項目が網羅されているかを確認し、金額が妥当かどうかを検証します。

  • 解体費用
  • 廃棄物運搬費用
  • 廃棄物処分費用
  • 付帯構造物撤去費用
  • 残置物撤去費用
  • 養生費用
  • 重機回送費
  • ガードマン費用
  • 申請費用
  • 建物調査費用
  • アスベスト成分調査費用

見積書は、複数業者の見積りを比較検討することも重要になります。

必要書類

解体工事の概算見積もりには、以下の書類が必要です。

  • 解体予定建物の写真
  • 建物の平面図
  • 解体・撤去して欲しい物や植物の写真
  • 地中に埋まっている物の写真や資料
  • 室内残置物の有無
  • 周辺道路などの写真

これらの書類を提出することで、より正確な内装解体の見積もりが、可能となります。

内装解体工事の見積書について知っておくべきポイント

内装解体工事の見積書について、事前に知っておくべきポイントを解説します。

見積書の要素

内装解体工事の見積書には主に、以下の項目が含まれます

  • 仮設工事費
  • 解体工事費
  • 産業廃棄物の処分費
  • 外構撤去費
  • 整地費
  • 重機回送費
  • 設備撤去費
  • 諸費用

チェックすべきポイント

見積書を確認する際には、以下の点に特に注意しましょう

  • 廃棄処分費が適切な価格かどうか
  • 室内残置物に関する記載があるか
  • 地中障害物に関する記載があるか
  • アスベスト除去費用が含まれているか
  • 人件費が妥当な範囲内に収まっているか

内装解体工事の坪単価・相場とは?

内装解体工事の坪単価は、建物の種類や構造によって異なりますが、一般的な住宅では1.5万円から4.5万円が一般的な相場目安です。

ただし、この価格はあくまで目安であり、具体的な工事内容や状況によって変動します。

価格の要因

内装解体工事の費用は、床・壁・天井などの仕上げ材や下地材を解体する作業や、物品の搬出などを含みます。

家具や家電の搬出経路が狭い場合や、特殊な構造の建物である場合は、作業が複雑化し費用が高くなる傾向があります。

業種や造作の影響

業種によっても内装解体工事の費用は異なります。

例えば、美容院やエステなどの商業施設では、間仕切りや造作が多く、それらを解体する作業が追加されるため、費用が高くなります。

一方、一般住宅の場合は比較的シンプルな構造であることが多いため、費用が抑えられる傾向があります。

計算方法

内装解体工事の費用は、「坪単価×床面積」で計算されます。

床面積は建物の総面積であり、2階建て以上の建物の場合は各階の面積を合算します。

この計算方法によって、内装解体工事の総費用を見積もることができます。

内装解体工事の坪単価は、様々な要因によって変動しますが、建物のオーナーが正確な見積もりを得るためには、専門家の助言を仰ぐことが重要です。

内装解体工事の単価表

内装解体工事の坪単価表は、以下の通りです。

工事物件 坪単価
一般住宅 15,000円〜45,000円
マンション・アパート 13,000円〜40,000円
居酒屋・スナック 13,000円〜39,000円
ショップ・店舗 11,000円〜40,000円
オフィス 12,000円〜36,000円
飲食店 1万5000円〜4万円
美容室・エステ 1万5000円〜3万円

以上、坪単価の相場になります。あくまでも目安として下さい。

まとめ

内装解体工事の見積もり作成には、正確で詳細な情報が必要となります。

まず、解体する内装の種類や範囲を把握し、それに基づいて作業のスケジュールや必要な人員、材料を計画します。

また、作業現場の状況やアクセスのしやすさなども考慮し、潜在的なリスクを見逃さないように注意します。

坪単価の算出には、内装解体の種類や建物の構造、地域の労働コストなどを考慮して行います。

これにより、見積もりの精度が高まります。

また、坪単価だけでなく、作業内容や工程、付帯費用なども明確に提示することが重要となります。

この記事では、内装解体工事の見積もり作成に必要な、手順やポイントを解説しました。

見積もりの作成時に手順やポイントがわからないと、不安が生じてしまいます。

実践に有力な役立つ情報を提供しました。

内装解体工事の見積もり作成において、正確性と透明性を持たせることが、プロジェクトの成功につながる重要な要素です。

ご参考にして実践していただければ幸いです。

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